プリンターのインクがすぐ減るのはなぜ?減りが早い原因と節約方法

プリンターのインクがすぐ減るのはなぜ?減りが早い原因と節約方法

「インクを交換したばかりなのに、もう残量が減っている」

「そんなに印刷していないのにインクがなくなる」

「黒しか印刷していないのに、カラーインクまで減っている」

このように感じたことはありませんか?

プリンターのインクは、実際に紙へ印刷するときだけ使われるわけではありません。

プリンターの機種や使用状況によっては、

・初回セットアップ
・自動クリーニング
・ヘッドクリーニング
・電源投入時のメンテナンス
・カラーを使った黒の表現
・高画質写真の印刷

などでもインクが消費されることがあります。

そのため、

「印刷枚数が少ない=インクがほとんど減らない」

とは限りません。

この記事では、プリンターのインクがすぐ減ると感じる主な原因と、できるだけ無駄なインク消費を減らす方法を分かりやすく解説します。

まず知っておきたい|インクは印刷以外でも使われます

インクジェットプリンターでは、きれいな印刷を維持するためにプリントヘッドやノズルのメンテナンスを行います。

このメンテナンスでも少量のインクが使用されます。

例えば、

・自動クリーニング
・ヘッドクリーニング
・初期充填
・ノズル内の気泡除去

などです。

「印刷していないのにインクが減った」

という場合でも、必ずしも故障とは限りません。

原因1|初回セットアップでインクが使われる

新品のプリンターを購入した直後や、機種によって初回セットアップ用インクを取り付けた場合は、通常よりインクが早く減ったように感じることがあります。

これはプリントヘッドやインク経路へインクを送り込み、印刷できる状態にするためです。

そのため、最初に取り付けたインクでは、2回目以降の交換インクより印刷できる枚数が少なくなる場合があります。

新品なのにインクが減っているのは異常?

初回セットアップ直後であれば、ある程度のインクが消費されるのは正常な動作の場合があります。

プリンター購入直後に残量表示が少し減っていても、それだけで故障とは判断できません。

原因2|自動クリーニングでインクを使っている

インクジェットプリンターは、ノズルが乾燥したり詰まったりしないよう、自動的にクリーニングを行う機種があります。

クリーニングでは、ノズルから少量のインクを排出します。

そのため、

「今日はほとんど印刷していないのに残量が減った」

ということがあります。

カラー印刷をしていなくてもカラーインクが減ることがある

プリンターによっては、クリーニング時に複数色または全色のインクを使用します。

そのため、普段モノクロ印刷ばかりしていても、カラーインクが少しずつ減る場合があります。

原因3|ヘッドクリーニングを何度も行っている

印刷がかすれたときに使用する「ヘッドクリーニング」は便利ですが、実行するたびにインクを使用します。

特に、

・何度も連続してクリーニングする
・強力クリーニングを繰り返す

と、インクの消費量が増えることがあります。

クリーニング前にノズルチェック

まず、

「ノズルチェック」

を印刷してください。

線がきれいに出ている場合は、ヘッドクリーニングを行っても改善する問題がない可能性があります。

必要以上に繰り返さない

写真が暗い、印刷位置がずれる、用紙が汚れるなど、原因がノズル詰まりではない症状にヘッドクリーニングを行っても改善しない場合があります。

むやみに繰り返すのは避けましょう。

原因4|パワークリーニングを行っている

機種によっては通常のヘッドクリーニングより強力な、

「パワークリーニング」

「強力クリーニング」

などがあります。

これは通常のクリーニングより多くのインクを使用する場合があります。

頻繁に使う機能ではありません

通常のノズルチェックやヘッドクリーニングで改善しない場合に、メーカーの案内に従って使用する機能です。

日常的に繰り返すのは避けましょう。

原因5|黒だけ印刷しているつもりでもカラーを使っている

「文字しか印刷していないのに、なぜカラーインクが減るの?」

と疑問に感じる方は多いでしょう。

印刷設定によっては、見た目が黒でも、

・ブラックインクだけ
・複数のカラーインクを混ぜた黒

を使い分ける場合があります。

また、用紙種類や印刷品質によって、カラーインクを組み合わせて黒やグレーを表現することがあります。

モノクロ印刷設定を確認

文書をカラーで印刷する必要がない場合は、

「モノクロ」

「グレースケール」

「白黒」

などの設定が利用できるか確認しましょう。

ただし、モノクロ設定でもプリンターのメンテナンスではカラーインクが使用される場合があります。

原因6|写真や画像をたくさん印刷している

写真印刷は文字だけの文書より、多くのインクを使います。

特に、

・L判写真
・A4全面写真
・フチなし印刷
・濃い背景
・高画質設定

などでは、用紙全体へ多くのインクを使用します。

同じ1枚でもインク使用量は違う

例えば、

「文字だけのA4文書1枚」

「全面に写真が入ったA4用紙1枚」

では、インク使用量が大きく異なります。

そのため、単純に「何枚印刷したか」だけでは減りの早さを判断できません。

原因7|高画質設定で印刷している

プリンターには、

・速い
・標準
・きれい
・高画質
・最高画質

などの印刷品質設定があります。

高画質になるほど、より細かく印刷するためにインク使用量や印刷時間が増える場合があります。

普段の文書なら標準設定を活用

請求書や資料、メモなど、写真品質を必要としない印刷では「標準」などを使用するとよいでしょう。

プリンターによっては、

「インク節約」
「ドラフト」
「エコ」

などのモードが搭載されています。

原因8|毎回電源コードやOAタップで電源を切っている

意外と見落とされやすいのが、プリンターの電源の切り方です。

機種によっては、プリンター本体の電源ボタンを使わず、

・電源コードを直接抜く
・OAタップのスイッチで切る

などすると、正常な終了処理が行われない場合があります。

次回起動時に通常より長いクリーニング動作が行われる機種もあります。

基本はプリンター本体の電源ボタン

電源を切る場合は、まずプリンター本体の電源ボタンを使用しましょう。

電源ボタンを押した後、完全に動作が停止してからコンセントやOAタップを操作してください。

原因9|電源を頻繁に入れたり切ったりしている

プリンターは電源投入時や使用前後にメンテナンス動作を行う場合があります。

そのため、

印刷1枚

電源OFF

少しして再び電源ON

また1枚印刷

という使い方を頻繁に行うと、機種によってはメンテナンス回数が増える可能性があります。

まとめて印刷する

今日印刷する書類が複数ある場合は、できるだけまとめて印刷すると効率的です。

原因10|インク残量表示は必ずしも正確な実測値ではない

プリンターのインク残量表示は、機種によって表示方法が異なります。

必ずしもタンク内部を直接測定しているとは限らず、

・使用量
・印刷回数
・動作履歴

などを基に推定している機種もあります。

そのため、

「一度に残量表示が大きく減った」

と感じることがあります。

残量表示だけで判断しない

実際に

・印刷にかすれがある
・インク交換表示が出た
・特定色が出ない

などの症状があるかも確認しましょう。

インクを節約する7つの方法

インクの減りを抑えたい場合は、次の方法を試してみましょう。

1|不要なカラー印刷はモノクロにする

文章だけの場合は、

「モノクロ」
「グレースケール」

などを選択します。

2|普段は標準画質を使う

日常的な文書印刷では、常に高画質にする必要はありません。

3|インク節約モードを活用する

対応機種の場合は、

「インク節約」
「エコ」
「ドラフト」

などを利用します。

4|不要なヘッドクリーニングをしない

ノズルチェックが正常なら、むやみにクリーニングを繰り返さないようにしましょう。

5|印刷前にプレビューする

印刷ミスは、そのままインクと紙の無駄になります。

印刷前に、

・ページ数
・向き
・サイズ
・不要ページ

を確認しましょう。

6|必要なページだけ印刷する

100ページの資料から3ページだけ必要なら、

「ページ指定印刷」

を利用します。

7|プリンターの電源は正しい方法で切る

プリンター本体の電源ボタンを使い、正常な終了処理を行いましょう。

「印刷していないのにインクが減る」は故障?

必ずしも故障ではありません。

特にインクジェットプリンターでは、

・ノズルの乾燥防止
・自動クリーニング
・印刷品質維持

などのため、印刷をしていなくてもメンテナンスでインクを消費することがあります。

ただし、極端に減る場合は確認

次のような場合は、一度状態を確認してください。

・新品インクが数日で空になる
・インク漏れが見える
・プリンター内部に大量のインクが付いている
・毎回長時間クリーニングしている
・大量に印刷していないのに頻繁に交換表示が出る

明らかに異常な減り方をしている場合は、メーカーサポートへの相談も検討しましょう。

黒インクだけを節約したい場合

黒文字を大量に印刷する場合は、

・両面印刷
・2ページを1枚にまとめる
・標準画質
・ドラフトモード

などを活用すると、紙とインクの両方を節約できます。

フォントでも使用量が変わることがあります

太字が多い文書や大きな黒ベタ部分は、通常の文字よりインクを多く使用します。

社内用資料など、仕上がりを重視しない印刷では太字や大きなベタ塗りを減らすのも方法のひとつです。

カラーインクを節約したい場合

カラー印刷が不要な書類では、

・モノクロ印刷
・グレースケール
・インク節約モード

などを利用しましょう。

ただし、プリンターによってはモノクロ印刷でもメンテナンスのためカラーインクを使用します。

「白黒に設定すればカラーインクが一切減らない」

とは限らない点には注意してください。

キャノン・エプソン・ブラザーでも基本的な仕組みは共通

メーカーや機種によって動作は異なりますが、インクが減る主な理由には共通点があります。

・印刷
・初期充填
・自動クリーニング
・ヘッドクリーニング
・印刷品質維持
・カラー合成
・写真や高画質印刷

などです。

特に、

「ほとんどカラー印刷していないのにカラーインクが減る」

という現象は、メンテナンスや印刷設定によって発生する場合があります。

詳しいインク使用条件は、お使いのプリンター型番の取扱説明書やメーカー公式サポートを確認してください。

まとめ|インクの減りが早いときは「クリーニング」と「印刷設定」を確認

プリンターのインクがすぐ減るように感じても、必ずしもプリンターやインクの故障とは限りません。

主な原因として、

・初回セットアップ
・自動クリーニング
・ヘッドクリーニング
・パワークリーニング
・カラーを使った黒の印刷
・写真や高画質印刷
・電源の切り方
・頻繁な電源ON/OFF

などがあります。

インクを節約したい場合は、

「必要以上にクリーニングしない」

「文書は標準画質を使う」

「不要なカラー印刷をモノクロにする」

「印刷前にプレビューする」

「プリンター本体の電源ボタンから電源を切る」

といった使い方を意識してみましょう。

特に、印刷品質に問題がない状態でヘッドクリーニングを何度も繰り返すと、インクを余計に消費してしまいます。

まずはノズルチェックで状態を確認し、必要なときだけクリーニングを行うことが大切です。

 

 

🔍 お使いのプリンター型番から対応インクを検索

「どのインクを選べばいいか分からない…」

そんな時は、お使いのプリンター型番から対応インクをお探しください。

プリンター型番から対応インクを探す

 

インク王国では、

✅ Canon対応互換インク
✅ EPSON対応互換インク
✅ Brother対応互換インク
✅ 洗浄インク

を豊富に取り揃えています。

インク王国 Shopify店はこちら
https://inkoukoku.myshopify.com/

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。